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当院で接種可能な季節性ワクチンについて

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2024年よりフルミスト(経鼻弱毒性生インフルエンザワクチン)が日本で使用できるようになりました。2003年にアメリカで認可され、2011年にヨーロッパでも認可され使用されています。

フルミスト
(経鼻弱毒性生ワクチン)
不活化インフルエンザ
ワクチン
接種対象 2歳~18歳 生後6ヵ月~
接種回数 1回 生後6ヵ月~12歳 2回
13歳~ 1回
接種方法 各鼻腔に0.1mlずつ、
合計0.2mlを噴霧
皮下注射
当院での予約方法等 電話予約または直接受付にて予約
接種料金;8000円(税込み)
数に限りがありますので、予約後
事前先払いとさせていただきます。
予約サイトにてWeb予約
接種料金:3500円(税込み)
(1回の料金です。)

フルミストについて

☆メリット☆

・鼻にスプレーするワクチンなので痛くない。
・接種回数は1回だけで良い。
・インフルエンザウイルスの侵入口である鼻の粘膜に免疫を誘導するため高い感染予防効果が期待できる。また、生きたウイルスで免疫を作るため流行株とワクチン株が異なっても、発症を軽減する効果が期待できる。
・効果の持続は約1年と長く得られる。

☆デメリット☆

・弱毒化した生ワクチンであるため、鼻に噴霧後約50%の方に軽い風邪症状(鼻汁・鼻づまり・咳など)が、約10%の方に発熱がある。
・接種対象者が限られる。(2歳~18歳)

まれではありますが発疹、じんましんのほかにアナフィラキシーショックやギランバレー症候群のような重い副反応を起こす可能性は、他のワクチン同様否定できません。

☆フルミストを接種できない方☆

・明らかな発熱(37.5℃以上)、体調の悪い方
・重度の卵アレルギー、ゼラチンアレルギーのある方
・免疫機能に異常のある方、または日常的に免疫力が著しく低下している人と接する方
・重度の気管支喘息、また喘鳴の症状を呈する方
・慢性疾患(心疾患、筋疾患、肝疾患、腎疾患、糖尿病など)のある方
・アスピリン内服中の方
・妊娠中、妊娠の可能性のある方

☆接種時の注意☆

・接種時に鼻汁・鼻閉の症状を認めている場合は接種できない(延期)場合があります。
(激しく泣いてしまうお子様は多量の鼻汁などにより効果が低下するため、接種できない場合があります。)
・他の生ワクチンの接種とは4週間あけてください。
・接種後、当日の過度な運動は避けてください。(入浴は可能です。)
・他院で喘息と診断されている方は当院では接種できません。

院内の様子

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